2016.07.01

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート20~

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パソコン、電子辞書、ノートを使って協力機関への企画書を作成しています。モザンビークでも日本の企業で働いていたようにパソコンに向かう日も多いです。

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送別会で料理しているところを撮られていました。顔が真剣ですが、みんな手伝ってくれて楽しく作れました。

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今回の送別会のメインのパエリア。帰国される先輩隊員のリクエストです。えびが予想以上に多くて、パエリアの米が見えない!美味しく食べていただけたかな~?

ボンディーア!(おはようございます!)
青年海外協力隊員の関朱美です。モザンビークに来て間もなく9カ月が経とうとしています。今日は最近の活動や出来事についてお伝えしていきます。

日本でいう東京大学、エドワルドモンドラーネ大学での特別授業
私の職場にエドワルドモンドラーネ大学と言うモザンビークでいう東京大学出身のスタッフがたくさんいます。その中でもまだ最近、大学を出たばかりの青年がいるのですが、彼はコンポスト(生ごみを発酵させてつくる堆肥)を研究していたので、私たちが日本で勉強してきた「高倉式コンポスト」というものに大変興味を持っていました。モザンビークで出るゴミの半分は生ごみであり、生ごみを減らすためにコンポストを普及することを考え同期隊員と一緒にコンポストを職場で作りました。そしてその職場にいる青年が教授を紹介してくれてエドワルドモンドラーネ大学で同期隊員とコンポストの授業をすることになりました。2時間程度の授業の中で実際にコンポストを作りながら、なぜコンポストを行うのか、私たちがなぜモザンビークへ来たかなどの話をさせていただきました。学生たちの反応はまぁまぁかなってくらいです。と言うのも職場にいる青年があまりにもコンポストが好き過ぎてその反応に慣れてしまっていたのですが、実際、そこまでコンポストに興味を持つ人なんて少ないのですよね。(笑)この機会に、大学との協力関係を結んでいくこと、また授業をしただけなので、今後はどのように地域に普及していくかを考えていきたいです。

同僚との環境教育への想いの違い、自分の活動のためのフィールド探し
配属されてからすぐに、私はずーっと教育現場で環境教育を行いたいということを伝えています。というのもやはり教育が人、世界を変えます。そこで環境教育実施に向けての企画書なども早くから出して交渉をしているのですが、環境教育を行うということに、なかなか同僚たちは動こうとしません。やれない理由はたくさんありますが、要因を簡単に言うと部署の人手・能力・お金不足です。協力隊のよくある状況ですね。それらに置いて解決案や代替え案を出してもどうやら「やれない」というより「やりたくない」という気持ちが大きいらしく実際にお金はないのは事実ですが、彼らはお金がないことを理由に断るのです。
同僚は人前で話すのが好きではないというのもあるようですが、そもそも授業をやったこともなければ、自分が過去に環境教育を受けてきたわけではないのでどのように教えていくかというのが想像できないのが大きいと思います。次に問題となるのが教育現場です。モザンビークの学校は子供の人数も多く、その割には学校や教室の数が限られていて、また先生方も最低限の教科を終えることがやっとな感じです。このような状況のため、学校で環境教育を教える授業時間をつくることは難しいのです。人数が多いため、午前中と午後で学年によって授業時間が分かれているくらいで、空き時間も少なく、空いている教室もなかなかないため物理的な面で厳しいです。
そこで私は、まずは市役所としてではなく協力隊として環境教育を行うために他の協力機関と連携していこうと考えています。市役所として動き出すのを待っていたら、2年間、何もせずに終わる可能性があります。それでは私がここに来た意味がないのです。そこで最近は、外部の機関と個別で打合せをさせていただいたりして環境教育を実施させていただくための営業活動のようなことをしています。ポルトガル語も100%できるわけでもなく日本人の大した経験もないような若い女性が1人で乗り込んでいって、どう思われているのか、どれだけ自分が環境教育をできるかは不安で仕方がないときもあります。しかし、逆に外国人×若い×女性を武器にして、めいっぱい楽しんでやってやるー!と思っています!

先輩隊員の送別会、時の流れの速さ
青年海外協力隊は年に4回に分けて各国に派遣されています。そのため、モザンビークでも基本的には3カ月スパンで先輩隊員が2年の任期を終えて帰国し、またそのころの時期に新しい新隊員たちがモザンビークに来ます。任期を終えて帰国する前には先輩隊員の送別会を協力隊員の連絡所(ドミトリー)で後輩隊員みんなでごちそうを作って、メッセージビデオを流したりするのですが、私はモザンビークに赴任してから初めの送別会から先輩隊員に抜擢していただき、毎回、料理長ということで料理を任せてもらっています。前回、3月にたくさん料理を作ってからそんなに時間が経ってないと思いつつ、また次の送別会のメニュー考えなきゃなぁと思っていたら今回の送別会もあっという間に過ぎ、6月末にまた大好きな先輩隊員の方々が任期を終えて帰国してしまいました。私は大好きな先輩隊員方との最後の大切な時間、料理をたくさん作れる楽しみということで、この送別会を協力隊生活の中で一つの大きなイベントとして捉えています。しかし、この送別会は終わったと思ったらすぐにまた次の送別会がきてしまいます。モザンビークで活動していると、その時、その時は時間の流れをあまり感じなくても、送別会と送別会の間をあらためて振り返ると予想以上に速く感じます。次の9月末に帰国する先輩隊員は同じ地域で活動している方々で、さらに一緒にモザンビークにいる期間も長いため、もっと寂しく感じそうです。そしてまたこの3カ月経った時には自分の活動も今より動けているようにしたいです!

Ate logo!

関朱美

2016.06.22

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート19~

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仕事でゴミ拾いをしていたら、写真を一緒に撮ろうと誘われました。私はアイドルじゃないんだけどなぁ・・・(笑)

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カメラを持っていると撮って!ってポーズを決めてきます。このポーズはなんなんだろう?

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私が通ると必ず「ジャポネーザ~!(日本人~!)」って叫んでくれる市場の少年たち。中国人じゃなくて、きちんと日本人て言ってくれるので嬉しいです。

ボンディーア!(おはようございます!)青年海外協力隊員の関朱美です。
本日は以前にも書いた、協力隊あるある第2弾で、現地で日本人がモテることについてお伝えしたいと思います!

嬉しくないモテ期。
モザンビークではアジア人の女性って本当にめずらしいらしく、一人で歩いていると必ずと言っていい程、現地の人に話しかけられます。これが協力隊の特に女性隊員にある「協力隊あるある」というものです。
現地人の女の子と一緒にいても、「I love you!」とか言われ、パーカーのフードをつかまれたり腕をつかまれたりしたこともあり(これは正直怖かったです。)、シャパ(乗り合いバス)で携帯電話の番号を教えてくれと言われて、携帯持ってないと言ってもしつこく聞いて来たり、こんなことがモザンビークに来て1カ月の間にあったので、これから2年間耐えなきゃいけないのかー、めんどくさいな…と思い途方にくれました。無視をすることもしてましたが、それでもずーっと話しかけてきたり、触ってきたりするので、こうなったら無視するのではなくネタを作ろうと、面白いことを言ってやろうとシフトすることに決めました。ただし、疲れていない時に限ります。

自分が大好きなモザンビーク人
 しかし、こんなこともだんだん慣れるもんですね。「Bonita!(かわいい!)」と言われたら「Eu sou Bonita!(私はかわいいわよ!)」と日本ではできない言い返しをしたり、「Quero Voce.(あなたが欲しい)」と言われれば強気で「nao quero!(私は欲しくないから!)」と言い返したりしています。「僕はあなたを愛してるよ!彼氏だよ!」っていきなり言われたら、「彼氏いるから!」って答えます。そしてそれでも「いや、僕のがかっこいいよ。」って言って来たら作り話でもなんでも言ってやろうということで、「私の彼氏はかっこいいし、素敵よ、だから他の人は欲しくない!」まで言います。しかし、そこまで言っても彼らはめげません。「彼は背は低いだろ!」とまで詮索してきます。なので「いいえ、高いわ!」と答えると「なんてこった!くそ~」などと言ってようやく悔しがって諦めてくれます。背が高いところが重要なのか?そもそも彼氏いるという時点であきらめようよ、とツッコミたくなりましたが、それは置いておいて、モザンビーク人は自信家というか、ナルシストが多いな~と感じました。(よく携帯で一人で自撮りをしてますからね。カメラ向けると撮ってって言ってきますからね。)

「私は男だ!」
以前、シャパ(乗り合いバス)の窓側に座って出発を待っていたら、窓から男の人が異常なほどにアピールしてきたから「Eu sou homem!(私は男だ!)」とか言ってみたりしました。日本ではなかなかできない返答をしています。
たださすがに「私は男だ!」という返しには無理があったらしく、「じゃあ服を脱げ!」と言われ、そうこうしているうちにバスが出発してくれたのでよかったですが、この「男だ」という返しは無理があるのでもうやめようと思いました。出発したバスの中で、おばさんたちに「あなた女でしょ?笑」と笑われて、おばさんたちと仲良くなるという結末は良い思い出?です。

モザンビークに暮らす日本人
ここまで話してわかるように日本人が歩いているのはとても目立ちます。どんなに目立たなくしようとしても目立ってしまいます。歩いているだけでも「ニィハォ!」とか「こっちへ来い!」とか常に声をかけられます。日本にいたら何にも周りを気にしないで歩けたことがこっちではどんな場所でも注目される、目立つことで気を張った生き方をしているように感じます。
ただ良い面もあって、いろいろと親切というか面倒を見てくれます。シャパ(乗り合いバス)で良い席に座らせてくれたり、違う方向のシャパに乗ったら、私が行きたい方向に行くシャパを止めて乗せてくれたり。もともとモザンビークの方々は親切ですがさらにその親切?を受けている気がします。疲れる反面もあるけど、気分が悪い時は本当にイライラするけど、こういう生活は日本ではないと思うので楽しむこともしようと思います。(笑)

ということでモテる気持ちを少し味わいたいという日本の女性の皆様、モザンビークにお越しください!

Até logo!(またね!)
関朱美

2016.05.26

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート18~

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電気が使えない1カ月はこのランプ一つで生活しました。小さな明かりでしたがあるだけ助かりました。

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あ電気を管理する機械です。これは新しいタイプのもので交換してくれたものです。残りの電気量などが見れます。

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電気が無くて生活は辛いけど、仕事では笑顔をつくっているところが元営業の意地です。

ボンディーア!(おはようございます!)青年海外協力隊員の関朱美です。前回のレポートに私の家の電気が使えなくなったことを書かせていただいたと思いますが、実はこの電気なし生活が1カ月程続きました。ということで電気なしの生活についてお伝えしていきます。

想像力
電気に問題が起きた日にブレーカーが落ちたり、火花が散ったりしていたので、その様子からずっと電気技術者の人に「電気の問題は漏電だと思う。」とずっと相談していました。しかし電気技術者の人は、入口の電気器材がダメになっているだけと判断して、入口のところを新しい電気器材に交換しました。ところが直らなかったため、次に電気の管理をしているメーターのようなものがあるのですが、それが古いから新しいものに交換すれば大丈夫だと言って新しいものに交換しました。しかし結局、電気がすぐに使えなくなり、電気の減り方や問題を話して、最終的に1カ月経ってようやく漏電だと電気会社の人が言い始めました。あれ?私、初めから漏電じゃないかって言ったよね?私自身も初めから漏電だって話していたのに、問題をすぐに見つけられず、1カ月まともに直してくれなかった電気のプロであるはずのモザンビーク人に私は呆れることしかできませんでした。この時、思ったことは、想像力の違いなのかということ。仕事でもなんでも先のことは見えないけど現状から分析をしたり、どんなことが問題なのか、今後どんな問題が起きるか想像をして解決に導くことをしますよね。仕事をしていた人ならよく分かると思いますが、何か仕事をしていくにあたって必要なことや状況を想像することを必ずしていると思います。しかしモザンビーク人は問題に対して想像をして問題解決するということをあまりしないようでした。これも国民性の、今が良ければ全て良いという考えなのでしょうか。結果私の家の問題にもその時に見えているものでしか判断してくれなかった結果なかなか直らず、電気なしの生活が1カ月も続いたのでした。

1か月の電気なし生活を送って
電気なし生活と言うものがまさか1カ月も続くとは思ってもいませんでした。正確に言うと修理をしたその日だけ電気が使えた日もあったので、まるっきり1か月電気がないわけではなかったのですが、基本は電気なし生活を送りました。最近は朝も日が昇るのが遅く、夕方も早くに暗くなるので家にいる時は基本、暗い中で生活です。朝、暗い中で着替えるためブラウスのボタンをかけ間違えて職場に行ってしまったり、夜も部屋着に着替えるときに裏表逆に着てしまうこともありました。1~2週間はなんとか我慢していましたが、2週間が過ぎたくらいの時にふと急に夜の暗い中、一人で大泣きしてしまう時もありました。それくらい暗い中での生活が寂しくて辛いものだったと思います。それでも仕事にはできる限り行きつつ、一方で電気技術の人や電気会社の人が来ると言うときは家で待機しなければいけず、活動も集中してできない日々を過ごしました。平日はご飯を作ることもできないので、食事管理が上手くできず、結果、体調も崩したりもしました。日本では電気がある生活が当たり前だったけど、アフリカってこんなに大変なのかなぁと思ったりもしましたが今回の1カ月も使えないというような件は、モザンビーク人もびっくりしている状況で、私は現地の人よりも大変な生活をしていたようです。私にとって国際協力の中で「インフラ」はとても重要な項目の一つであり、そのインフラの大切さ、必要さを自分自身で実感できたことはいい機会だったと思います。ただこの生活を続けたいかと言われたら即答でNO!です。

Ate logo!(またね!)

関朱美(せきあけみ)

2016.04.28

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート17~

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電気修理のスタッフと一緒に私の家に行き、修理してくれました。流石にプロ!仕事は早かったです。モザンビーククオリティ、なめてました。

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週末にいつもお世話になっている同僚たちにお好み焼きを作り一緒に食べました!評判は良かったです。また日本食をごちそうしたいです

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私たちの活動の一つであるコンポスト。同僚たちが私たちの活動を理解し、サポートしてくれています。本当に感謝です。

ボンディーア!(おはようございます!)青年海外協力隊員の関朱美です。今回はここ1週間で起きたことをお話します。

電気が・・・電気が・・・

自分の家が与えられ住み始めて約5カ月。今まで、水が出ないとか時々、停電するとかはありますが、そこまで大きな問題はありませんでした。しかし、とうとう問題が起きました。2年間も住んでいて、モザンビークとなれば何かしら起きるだろうとは思っていましたが、いざ起こるとなるとショックですね。何が起きたかと言うとなんと、家の電気が全く使えない!!初めは停電かな?と思ったのですが周りの家は電気がついている。次に思ったのが、モザンビークの電気はクレジット式で前払いして払った分の電気が使えるのですが、そのクレジットがなくなったのかな?ということ。しかし表示を見てみると電気が残っている。そしてその時、ブレーカーを見てみるとブレーカーが下がっている!これだー!と思ってブレーカーのレバーを挙げて電気が戻ったと思ったら、すごい音がしてすぐにブレーカー下がってしまう。またブレーカーを挙げたら今度は玄関の電気から火花が出て下がってしまう。これはまずい・・と焦り早速、私たちの生活の面倒を担当してくれている職場のスタッフに状況を話し、電気を担当している職場のスタッフを家に連れて行き、見てもらいました。するとやはり玄関の電気の電気線に問題があり、その日はそれを取り外したら直って夜には使えるようになりました。しかし、その日から2日後、仕事から家に帰ると電気がまたつかなくなっている・・・ということでまた電気を見てもらうことになりました。電気が止まってしまったため、冷凍保存をしていた食材も溶けはじめたので、私は冷凍庫の食材を使いきるキャンペーンを密かに実施しました。こんな感じで電気の大切さを実感する日々を送っています。

「AKEMIはここにいるべきだ!」

私の配属先では3Rプロジェクトを実施していて、このプロジェクトに関係している部署のスタッフたちと2週間に1度プログレスミーティングというものを行っています。いつもは聞いているだけでしたが今週は、私が自分たちの部署の報告を行うことになり、原稿を同僚が書いてくれて私が読むことになりました。しかし、いざ私たちの部署の発表になり私が読み始めると周りから文句を言う人が出てきました。「なんでAKEMIに話させているんだ?」と。私がポルトガル語をまだ上手く話せないから他のスタッフに話させればいいのに、なぜできない私に話させているかということを1人が言い始めたら周りも言い始めたのです。結局、私のめんどうを見てくれているスタッフや部署の同僚たちがみんなをなだめて最後まで私が読むことになりましたが、読み終わってからも悔しくて、怒りも込み上げてきました。そこでミーティングの最後に司会をしているスタッフから許可をもらい立ち上がって言いました。 「私は意見があります。誰が私のポルトガル語に文句を言った?私は、ポルトガル語を上手く話せない。じゃあ、あなたたちは日本語を話せるのか?話せないよね?なら私のことを文句言えないよね?私はあなたたちが好きです。でももし私の文句を言うのなら、私は日本に帰らなければいけない。」 もちろん、ポルトガル語で発言をしました。この半年の間、私は職場で毎日、笑顔で過ごしていて、本気で怒ったことはなかったと思います。しかし今回は違いました。私はポルトガル語を勉強しに来ているのではなく、環境教育をしに来ています。ポルトガル語の能力だけを見るのなら現地の若者でも雇えばいい。それを考えると私へのこの対応は目に余るものがありました。もちろん話せなくて相手にしてくれない人も今までもいましたが、今回は同僚が私に話をさせてくれる機会を与えてくれて、そこに文句を言うのも許せなかったのだと思います。 この発言をしたときも何を言っているか分からないという人もいました。それでもポルトガル語を英語に通訳するスタッフがいるのですが私の意図をくみ取り、助けてくれました。そして私が発言し終わった後はみんなから「AKEMIは帰る必要はない、あなたはここにいるべきだ!」と一斉に止めにかかってくれました。そして文句を言っていたスタッフがミーティング後に「私のこと怒っている?」「AKEMIは怒る必要はないよ。」と握手を求めてきてくれて私の気持ちを理解してくれていたようでした。

発言する勇気、ぶつかる勇気

今回、この会議で私がみんなに向かって発言したことは自分にとっても、周りのスタッフにとっても大きなできことだったと思います。私がこんな発言をするとは思っていたようで、この発言をしたときにその場にいたスタッフたちは焦っていました。我慢をして発言を控えようとすればできました。だけど、この発言をしなかったら今後も私を見下し、このような機会を奪い続ける人もいたと思います。しかし半年が経ち、私がさらに職場の同僚たちと一緒に内容のある仕事をするとしたら、悪いことは悪いって言う、そしてしっかりとぶつかっていきたいと思いました。意見を言うことは母国語でなければ尚更、勇気がいります。だけど言わないで悔しさや怒りを自分の心にしまってしまうのは海外で、そして2年間だけしかない活動ではもったいないと思います。もちろん自分のわがままとか感情だけで言うのは良くないですが、ただ正義とは何かって考えた時に悪いものは悪いって言うことは大切です。きっとこの発言は半年過ぎた今だからこそ言えたのだと思います。この半年で同僚とも信頼関係が築けてきたことや活動の方向性が職場の中でも定まり私が職場の一員となってきたことが私が発言をしたことにみんなが向き合ってくれると少しばかりの自信が心にありました。結果、みんなとぶつかったことでみんなが私を必要としてくれいること、みんなも私と仕事をしたいと思ってくれていることも分かり、更なる信頼関係が築けそうです。こんな私を受け入れてくれている同僚、職場のスタッフの方々に感謝をしてさらに活動、頑張っていきたいと思いました。

Até logo!(またね!)

関朱美

2016.04.16

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート16~

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3週間程インターンで職場に来てた学生と。歳が近いので仲良くなりました!職場にいると常に笑顔になります。

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仕事で海岸に行く機会があり、その時に道で売っているココナッツを買ってくれました。ココナッツの実、美味しかった!

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現地の環境NGOが実施している環境クラブを見学しに行きました。優秀な生徒が集められているのか、みんな真剣に話を聞いてます。

  イヒカーニ!(こんにちは!)青年海外協力隊員の関朱美です。イヒカーニとは現地語であるシャンガナ語のこんにちはと言う意味です。 モザンビークに来て6カ月が経ちました。あっという間に半年です。協力隊員の活動期間である2年間のうちの4分の1が過ぎてしまいました。自分でもあっという間過ぎてびっくりです。今回はこの4分の1という区切りもあり、半年経っての振り返り、私自身の変化等について話したいと思います。

やっぱり大変、モザンビーク生活

半年が経ち、モザンビークの生活にはだいぶ慣れましたが、やはりそれでも体調は崩します。最近は、今まで暑かったのが急に寒くなったりもして、気温の変化で体調を崩しました。日本では働き詰めで睡眠時間もしっかり取れなく、ストレスも今以上にあったはずなのに一度たりとも体調を崩して会社を休みませんでしたが、こちらに来てからは体調を以前より崩すようになりました。と言っても少し熱が出たり、風邪や、腹痛で軽いもので病院に行くほどになったことはないですが、モザンビークで一人暮らしとなるとそんな些細な病気でも辛くなります。水が出ないし、洗濯は手洗いだし、お湯も湯船もないから寒くても暖かくして体を洗えない、近くにお店もないから食べ物も買いに行けない。買いに行くとしたらひたすら徒歩で行かなければいけない。半年経って改めて思ったのが「健康第一」。健康じゃなければ活動もできないし、配属先の同僚にも心配かけてマイナスなことだらけです。ただ体調を崩すことでゆっくり休むことができたり、悪いモノを外に出そうとしてくれていると思うと体調を少し崩すことも必要なことかもしれません。私はどうしても「2年間だけだから頑張らなきゃ、毎日、職場に行かなきゃ」とか日本人の感覚が完全にあって、それを「モザンビークタイムでやりなよって」焦って無理しそうなところを身体がとめてくれるんだなぁと感じました。ということで体調に気を付けつつ、既ににゆるゆるな気もしますがこのままゆるーく活動していきたいです。

配属先での変化

半年が経ったということは配属されて5カ月経ったということ。まだまだ活動が本格的になっていませんが、この5カ月で配属先では様々な変化がありました。今だから言えますが配属されて間もないころ、お局系カウンターパートは一緒に配属された同期隊員より語学が劣っていた私を相手にしてくれず、全く話してくれませんでした。職場にいても何をしていいか分からず、新規隊員のため現地の人たちも私たちの扱い方も分からず、はじめは自分で企画書をひたすら作ったりしていました。配属されて1カ月後カウンターパートに企画書を出して話をさせてもらって、その発表が終わってようやくまともにカウンターパートと話せたことや他の同僚が評価してくれたこと、そしてお局系カウンターパートが怖かったこと、1カ月溜めてきた何かが一気に出たようで配属先で大泣きしたこともありました。そのときに急にタイミングよく局長がきて局長をびっくりさせてしまったり、今までのレポートに書きませんでしたが、配属早々、実は辛い時期がありました。そんなこんなで辛い時期を乗り越え3カ月目には児童用の3Rマニュアルを作るということでイラストを描かせてもらい、少しずつ協力できることも増えていきました。そして4カ月目には同じ市内の中学校で美術を教えている同期隊員の協力のもと、単発ではありますが生徒に向けて環境教育をさせてもらったり、活動計画を作ったりして少しずつ自分の活動が動きだしました。同僚やJICAのプロジェクトチームのスタッフからも活動計画について評価もいただき、自分が配属先の一員として受け入れられてきているなと感じました。未だにポルトガル語はできないし、会議とかでも発言したくても言いたいことが言えない状態ですが(その前に何を言っているかも分からないけど)、配属先のスタッフと良い関係は作れていると思います。片想いかもしれないけど何より、私が配属先のみんなのことが大好きなんですよね!最近は配属先のおっちゃんたちが冗談とかたくさん言ってくれたり、反応がおっちゃんなのに可愛いくて癒されています。(笑) 配属されてマプト市役所で働いている以上、残りの活動期間でマプト市にプラスになることを残したいと思います!

「協力」とは、「協力隊」とは

私が協力隊としてこの5カ月での活動で考えの変化がありました。配属されて当初、私は1人で結果を出すことを考えていて、あまり周りと協力をしたくないなぁ思うときがありました。というのも協力隊は私にとってはステップの一つであって、私自身の評価を考えすぎてしまったところがあります。しかし、「協力」について訓練所の時の講義で訓練所の所長が「『協力』とは様々な力を合わせること、独善的に頑張ることではない。」と話していたことをふと思い出したときがあって、今は協力するべきところは同期隊員と協力をして活動をするようになりました。また他の職種の隊員などとも協力をして活動の幅を広げることもしようとしています。 協力隊としても実際に現場にいることで、自分がどのような立場で活動していくかも考えるようになりました。私は活動をするとなると仕事で営業や人事をやっていたせいか最前線に立って活動をしていきたいと考えていましたが、2年後、私はここにいないこと、ここで私が働いている意味を考えた時に、私が主体になって活動し過ぎることはどうなのかなと、もちろん主体的に行うことも必要ですが、サポートをする立場も大切にしたいと考えるようになりました。ただマンパワーとしてではなく、外国人である私たちだからこそ感じること、できることを存分に生かしていきます。 これからの4分の3の活動期間でまた考えの変化もきっとあると思います。ただそれは現場いるから感じられること、必要な変化だと思います。柔軟に考え、物事をとらえ、現地の人々のプラスになること、自分ができるベストなことをしていきたいです。

Até logo! (またね!)

運営委員 関朱美

2016.03.28

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート15~

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私の同僚も聞くところによると、子供がいるけど結婚していないという人も多いです。

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日本のセクハラの話をしたら同僚が逮捕されるポーズをしてくれました。(笑)

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モザンビークの男の子はオシャレです!子供のころはかわいいのですが…

ボンディーア!(おはようございます!) 青年海外協力隊員の関朱美です。 今まで話していたようで話していなかったモザンビークの恋愛事情や現地でモテる?協力隊員あるあるについてお伝えします。今までいつ書こうかなー思っていたのですがとうとう書けます!!こちらはネタがありすぎるので何回かに分けて書いていきたいと思います!

結婚はしていないけど、子供はいる?!

モザンビークに来て早い段階で驚いたことがあります。それが結婚してなくて夫がいないけど、子供がいるという女性が多いこと!20代前半でも子供がいる人が多く、でも結婚はしていないことも多いです。初めは離婚したのかな?と思ったのですが、いろいろ聞いていくところによると、結婚するにはお金もかかり難しいため結婚はしないけど子供を産むそうです。そうなんです。彼氏か彼女というお付き合いをしている段階で子供がいるということです。少し感覚としては不思議です。結婚の問題の他に、このようなことが起きている理由としては避妊が広まっていないということもあるのかもしれません。そのためモザンビークはAIDSの感染率もとても高いのも事実です。もともと感染率の高いアフリカの中でさらに高い割合になっています。 そしてさらに驚いたことに、子供が生まれてから彼氏と別れてもその彼氏(子供にとっては父)は普通に子供に会うために元カノの家に遊びに来たりするんですよね。過去の彼女の家に遊びに行くって、日本ではなかなか考えられない状態だと思います。

ガールズトーク好きのモザンビーク人

職場に配属されてすぐにでも、仕事以外でも初対面だろうがなんだろうが聞かれることは、「彼氏はいるのか?結婚しているのか?」ということ。 先輩隊員等からのアドバイス、二本松訓練所でのセクハラ対策の講義などから、「彼氏はいる」、「結婚している」と言っておいた方がいいとのことで、このような質問がきたら彼氏がいるとか、結婚してなくても結婚しているとかとりあえずパートナーがいるということを答えます。 しかしモザンビーク人、ここから突っ込みます。「その相手はモザンビークにはいないんだよね?モザンビークでも彼氏をつくれ!」と…。 その発言にびっくりしつつ「え?いやだから彼氏いるって。」ともう一度伝えても、「モザンビークにいなければ大丈夫、寂しいでしょ?モザンビークの男性は彼女が2人や3人いるのよ。」と言われて、私が「いや、それだめでしょ。日本では彼氏や彼女は1人だけが当たり前だし、もし彼氏や彼女が2人いたら最低だよ。」と反論しても、「ここはモザンビークだから、大丈夫よ!」と言われる始末。最後に「私は日本人だし、そんな最低なことはしないよ。もし自分の他に恋人がいたら辛くない?私は2人も彼氏いらないし、そんな最低なことできないよ。」と言ったら納得してくれたようでした。半分くらいは冗談で言っていたようですが、ここまで言わないと分かってもらえないとはモザンビーク人、恐るべし…。

ラテン系の文化

先ほどの話にも少し書いたように男性は二股とか浮気等がモザンビークは多いです。この理由としては男性より女性の方が人口の比率がかなり高いということがあるそうです。その為、彼女が3人いたり、一夫多妻制までいかなくとも奥さんがいても愛人がいる男性が多くいるらしく、私も配属されてた当初、各部署にあいさつ回りに行った時にいきなり「4人目の愛人になりたいか?」とか言われてしまうくらい。もちろん即答で断りましたが、そんなことを普通に言ってしまうことに文化の違いを感じました。ということで同じ課の同僚も常に「僕の彼女!」とか言ってきたり、中学生のような下品なことも言ってきたりします。いい意味で、そういうことが職場で受け入れられる文化です。日本だとセクハラとかで訴えてやるーと思いますが、ここではセクハラというものがあまり感覚としてないです。初めのころ本気か冗談か分からず同僚に「そんなこと言ったら日本だと捕まるからね!セクハラっていうんだよ!」って怒ったら「冗談だよ~、あけみは良い仕事仲間だよ!」と言われそれから冗談だと分かり、くだらないことを言われても流したり、のってあげたりしています。

こんなノリノリのモザンビーク人ですが、実際には一人の人しか好きでなく、浮気とかしない男女ももちろんいます。 結局のところは本人次第なんですよね。どんな世界でも恋愛って難しいな~と思いました。

Ate logo!(またね!)

運営委員 関朱美

2016.03.13

Scratchでプログラミング体験

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東芝OAコンサルタント 学校ICTサポートセンターが主催する指導力向上のための学校ICTセミナーからの子供用プログラミング学習の報告です。
TENTO 講師 高村哲朗さんのScratchでのプログラミング体験をご紹介いたします。最近は子供のプログラム学習もひろがってきました。プログラミング学習の良いところは、後でも述べますが、アクティブラーニングでも活用されるロジカルシンキングによる論理思考力を開発できます。

ScratchはMIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されたフリーソフトで、全世界で800万ほどのユーザーが利用しています。Web版もオフライン版もあり、使える言語もあらゆる言語といえるほど選択肢があります。しかもコミュニティがたくさんあり、自作したプログラムをコミュニティで評価しあうことができます。高村先生のTENTOでは首都圏各地でスクールを開校し小学生から中学生に寺子屋方式でプログラム作成を教えています。 Scratchのオフライン用のダウンロードはMITのこのサイトからできます。ウィンドウズ版かMAC版を選んでください。

スライド画像からもわかるように、画面は視覚的にも簡単に扱える配置になっています。左側が出来上がった画面、右側はプログラムをコーディングする場所となっています。

今回はイライラ棒によるゲーム制作体験なのですが、道を作り、スタート地点とゴールを決め、イライラ棒が壁に当たると、スタートに戻りやり直しで、うまく壁にあたらずにゴールに入ると、音楽やベルなどを鳴らす設定です。
余裕のある人は、途中に邪魔をする動く物体を配置するなど、考え方次第で自由に組み立てられます。プログラムは、動作等が色分けされており、IF条件やループ繰り返し等も論理的に理解できます。頭の中で、その動作のためには、どのような論理段階が必要なのかを考え完成させていきます。

スクラッチをさらに発展させて、インターフェースを介してセンサーボード等をつなげると本格的に、モーターやLEDなどの制御ができることになります。ロボットなどに発展もできるのです。
さて、プログラミングを学習するということはどのような意味があるのでしょうか?
それは論理的な思考力を育てることにつながるのです。 物事をブレークダウンして考える能力、これは日常生活においても着手可能な項目までブレークダウンするスキル、アクティブラーニングのロジカルシンキングの思考そのものです。
人間同士だと約束があいまいなままでもなんとかなる場合がありますが、コンピューターでは論理的な破たんは完全なエラーになります。
コンピューターではなぜ自分で考えた通りに動かないのかその原因を自分で考えなくてはなりません。原因を取り除かないと動かない、という論理を子供に学ばせるにはとても効果的なシステムなのです。
グローバル教育フォーラムのアプローチ
グローバル教育フォーラムではアクティブラーニングを推進していく教員のコンピテンシーチェックを提案しています。アクティブラーニングを進めていく教員には、基本的には、「ロジカルシンキング」「ファシリテーション」「コーチング」のスキルは欠かせません。「アクティブラーニング」は多様なスキルを持つ教員のコンピテンシーにより統合されると考えています。したがって、その教員のコンピテンシーを従来型の教育法とこれらの新スキルとのバランスで見ていく必要があると考えています。その適性を客観的可視化チェックしたうえで、足りない部分をトレーニングして補強して行く必要があるのです。
2012年度から学習指導要領が新しくなり、中学校の技術・家庭科の授業で「プログラムによる計測・制御」が必修になりました。学校でもプログラミングは学ぶことになるのです。どうですか、ご自分のPCにスクラッチをダウンロードして一度動かしてみられてはいかがでしょうか、これを利用した授業のアイディアも浮かんでくるのではないでしょうか。(報告 斉藤宏)

2016.03.11

国際協力への第一歩 ~青年海外協力隊員からのアフリカレポート14~

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例のマラリア検査キットです。白い楕円形のものに血や検査液を垂らし楕円の窓に出た線の数で陽性か陰性化を判断します。

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会議室で活動計画を局長や部長クラスのスタッフに向けてプレゼンテーションをしました。同僚にかなり助けられました!

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ポルトガル語はできないけど、その代わりに堂々とした態度で行うよう心がけました。緊張して変な汗をかきましたが・・・

リシーレ!(おはようございます!) 青年海外協力隊員の関朱美です。リシーレ!とはモザンビークの南部の一部地方で使われているシャンガナ語と言う現地語でおはようございます!と言う意味です。最近は挨拶くらいはと現地語を話すようにしています。ポルトガル語もまだまだなので本当に挨拶くらいですが。今回はこの1カ月の話をしていきたいと思います。

モザンビークに到着して1週間で決めたことが・・・

2月中旬、お局系カウンターパートが1カ月の休暇に入り(モザンビークは1年に1回、1カ月の休暇をとります。羨ましい。)、この1カ月頑張るぞーと思った矢先のこと、朝からとてもだるい。仕事に行っても椅子に座っているのもやっとだったので仕事を早退して、必死で歩いてバス乗り場まで行き、バスに乗ってドミトリーへ行きました。(実は職場からは自分の家よりもドミトリーの方が近いのです。)モザンビークは真夏で暑いのに自分の体も熱で暑くて、一方で寒気もして、これはまずいと思いドミトリーで熱を測ったら38度越えでした。 そしてこの時、脳裏をよぎったのは「マ・ラ・リ・ア!」。モザンビークはマラリアの感染率が高いので熱があったらマラリアを疑えと言われています。そしてこのマラリアかどうかを検査するためのキットがあることと、このキットは針を指に刺して血を出さなければいけなく、とてもつらい過程を踏まなければいけないことを以前のブログで伝えたと思います。そうです、私はこの2年間で熱を出さないで絶対にマラリア検査キットをやらないと決めたのですが、モザンビークに来て5カ月目でやることになりました。 結果、マラリア予防薬を毎週飲んでいるので問題なく、マラリアではなかったのですが、やなり血をとるために刺す針が痛かったです。検査キットはドミトリーになかったので、モザンビークでのお父さん的な存在の調整員の方に検査キットをドミトリーへ持ってきていただき、マラリア検査に立ち会っていただいたので気持ち的にまだよかったのですが、一人でやるとなったらもっと辛いんだろうなと思いました。調整員のお父さんに感謝です。

ポルトガル語でのプレゼンテーション

無事に体調がよくなってから、最近はプレゼンテーションをする機会がありました。協力隊は赴任して6カ月を過ぎたくらいに活動計画を職場のカウンターパート(同僚)と相談をし、それをJICAに提出しなければいけません。そして私も少し早いですがプロジェクトのスタッフと確認したりする都合上、活動計画を作成しました。正式なカウンターパートは休暇でいないので、同じ課で働く同僚に確認してもらいながら今後の活動について話をし、プロジェクトスタッフの計らいで、局長や部長クラスのスタッフの会議で発表させていただくことになりました。そこで最初に伝えたことは「私は世界を変えるためにモザンビークに来た」ということ。正直、仕事で関わっていないと私たちが何しにここへ来たかということがあまり知られていなかったりします。そこで自分の思いも伝えないと、いくら活動計画を発表しても響かないのではないかと思い、活動計画と共に自分の思いを伝えました。出しゃばり過ぎたかな~と思いましたが意外にも評価が良かったので安心しました。(笑)まだまだポルトガル語が上手く使えず、読むだけでも必死のため、緊張しましたが、局のスタッフの方々が私たちの活動に興味を持ってくれて、何よりプレゼン中も同僚や部長がサポートをしてくれたのがすごく嬉しかったです。改めて、ここの職場のみんなのために、モザンビークのために、そして世界のために協力隊での活動をしていきたいと思いました。 そしてその活動を充実させるために体調管理、気を付けます。(もうマラリア検査キットをやりたくない・・・)

頑張りすぎず、休むことも忘れずにゆっくり頑張っていきます!

Ate logo! (またね!)

運営委員 関朱美

2016.03.08

ITを駆使した教育とアクティブ・ラーニング「海外の事例からの学び」

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東芝OAコンサルタント 学校ICTサポートセンターが主催する指導力向上のための学校ICTセミナーに参加する機会を得ましたので報告いたします。

講師は、本郷人間塾 塾長奥村幸治先生による「シンガポールの教育事情」についてでした。

シンガポールでは子供たちをどのような人間に育てるのか、具体的なコンピテンシーに基づいてその方向性を明らかにしているのだそうです。

スライドにもあるように、 Enhancing the Development of 21st Century Conpetencies
21世紀のコンピテンシーを強化するために

三つのスキル
Civic Literacy
Global Awareness and Cross-Cultural Skills
Critical and Inoventive Thinking Information and Communication Skills
5つのコアバリュー

Self Awareness 自己認識、自己形成
Self Management 自己管理
Social Awareness 社会意識
Relationship Management 関係性管理
Responsible Desicion Making 責任ある意志決定

これらを育成していくことで、

Confident Person自信に満ちた人、
Self directed Learner自主学習していける人,
Active Contributor積極的に貢献できる人,
Concerned Citizen社会問題などに関心のある市民
が育成されていくということのようです。 日本のように資源がない国だからこそ、人的資源こそが唯一の資源と考え。人財を育成するには、教育の質を高めなくてはならない。教育戦略を推進するために、教師の質向上、教育インフラ整備に力をいれていて、年間教育予算は6173億円で国防費の次だそうです。 当然、教師の質は高く、
・大学教育に入学する前の段階で、上位30%に該当する学生が教師の道を選択
・大学卒業後、教育現場に行く前にNtional Institute of Education にてトレーニング
・年間100時間に及ぶトレーニングを無償で受講可能(その間は代替教師が授業を代わる)
・IT教育には力を入れていて、PCルームにはテクニシャンが常駐していて高度な利用に対応しています。

”Teach Less,Learn More”(Fairfild Methodist Primary School,Jan17,2012)の言葉で表されるように、教師は、生徒の特質を高め、創造力を発揮できるように育て、生徒、自分から自主的に学習させることを進めているのです。 読む、書く、話す、リテラシーを鍛える教育を重視し母国語の他に英語が教育言語として用いられています。
奥村先生が言うには、 シンガポールの授業を参観していると私語はないそうです。勉強することが多くて勉強せざるを得ない状況だといいます。もちろん学生は何故学習しなければならないかがわかっていて、自ら学習を行う習慣ができているのです。 この流れから、教育方法ではアクティブラーニング形式での授業が多く生徒が自ら考えて生活に応用する能力を高めているということでした。
確かに、国際学習度到達度調査(PISA)という15歳の子供を対象とした学力テストでは2012年は科学的リテラシーは世界第3位となっています。ちなみに日本は最近上昇してきて4位でした。教育が複線型のため、大学に行けるのは約25%で、競争がとても激しいのです。エリートコースから外れた場合は技能専門学校などで技術を学ぶ等、職業コースとなります。日本のように、進路を決めずにずるずる、遊んでいたら将来への不安がでるので子供のころから学習に対しての気持ちがしっかりしているのかなと考えます。
結論としては、学習は記憶を鍛えるのではなく、その子供が、自分から持続的に学習を続けるコンピテンシーを育てることが必須ということなのでしょう。これは私たちグローバル教育フォーラムが研究しているコンピテンシー可視化の方向性そのものだと思いました。
主催した東芝OAコンサルタントでは「学校ICT活用力診断」「ファシリテータータイプ診断」や「タブレットPCを使った模擬授業を体験」もモニターとして無料で行ってくれます。アクティブラーニングの活用に関しては、参加型授業、体験型授業の理解や経験が大事です。WEB診断を試すのも良いでしょう。(報告 斉藤宏)

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